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ゲームの力で「参加したくなる防災」を目指して

2026年7月4日、情報経営イノベーション専門職大学(iU)にて、「避難訓練を楽しもう」実証実験を開催しました。参加者・スタッフ合わせて約30名が参加し、ゲームの仕組みを活用した新しい防災訓練の可能性を検証しました。

本実証実験は、公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団の助成を受け、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)が実施する正式な調査研究です。「避難訓練をもっと楽しく、参加しやすくできないか」をテーマに、日本大学の古市昌一先生、東京国際工科専門職大学の小野憲史先生、株式会社f4samuraiの中村昭宏の3名を中心として実施しました。

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防災を「教わる」から「自分ごと」へ

今回の実証実験には、一つの課題意識がありました。

防災カルタやクイズ、スタンプラリーなど、楽しみながら防災を学ぶ取り組みは数多くあります。それらは防災への入口として非常に有効です。しかし、防災は本来、自分自身や地域を守るための活動です。「遊びに来てもらう」「教えてもらう」という受け身の構造ではなく、自ら地域を見て、考え、行動したくなる仕組みが必要ではないかと考えました。

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そこで取り入れたのが、ゲームそのものではなく「ゲームフルデザイン」という考え方です。ゲームが持つ「探検する」「発見する」「達成する」「協力する」といった仕組みを、防災活動へ応用することで、「やらされる避難訓練」から「参加したくなる避難訓練」への変化を目指しました。

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街を歩き、防災を発見するフィールドワーク

参加者は4チームに分かれ、iUを中心に文花地区・京島地区周辺を約1時間歩きました。

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今回開発したアプリを使いながら、AED、防災倉庫、避難所、危険箇所など、防災上重要だと思う場所を写真付きで登録します。登録された情報はリアルタイムで地図へ反映され、街全体の防災情報が少しずつ見える化されていきます。

※タップすると動画が再生します

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ゲームの仕組みも取り入れ、防災ポイントにはそれぞれ得点を設定。避難所で集合写真を撮る最重要ミッション、同じ種類の設備を集めるコレクションミッション、防災上重要な発見をプレゼンするミッションなどを用意し、楽しみながら街を観察できるよう工夫しました。

また、初対面同士でも自然に交流できるよう、出発前にはチーム名を相談する時間も設けました。それぞれ個性的なチーム名が決まり、和やかな雰囲気のままフィールドワークへ出発しました。

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